春のご注意

事務所近くにある街路樹の根元にスイセンが芽を出していました。誰かが球根を植えていたんですね。

春を察知した植物は根から活動をはじめます。去年のうちに根へ蓄えていた栄養を使って芽が吹き、光合成がはじまると植物はたくさんの水分を必要とします。

近くに雪解けの水があればいいのですが、早くから除雪されていたり、日当たりのいい箇所の表土は特に乾燥しがちです。「まだ寒いから」とか「まだ青々していないから」と水やりをしないでいると、去年植えたばかりで根が地中深くまで潜っていないような植物は水不足に陥ってしまいます。特に常緑のコニファー類は早くから多くの水分を必要としますので乾燥にはご注意を。

いよいよ北海道のガーデニングがはじまりますね。

春一番のガーデニングでまず大切なことは、お庭の巡回です。植物の小さな訴えを見落とさないようにしっかり観察しましょう。

連載のお知らせ

328日(水)付の北海道新聞夕刊「おばんでした」から1年間、ベランダ菜園についてのコラムを連載させていただくことになりました。

ベランダ菜園については多くの方が様々なアプローチで紹介されていますが、私としては「難しく考えないで楽しみましょう」というスタンスで、植物や園芸に興味を持っていただけるキッカケにでもなれたらと思っています。

北海道のベランダ環境や材料・植物の選び方、肥料、虫との関わり、シンプルで落ち着いたベランダ菜園の演出方法、秋には何するの、冬の話などなど、園芸家や造園家だけじゃなく、道具屋や雑貨屋としての視点も織り交ぜながら書いていけたらと考えています。

北海道新聞夕刊「おばんでした」は毎週月曜から金曜まで、暮らしに役立つ様々なレシピを紹介されています。私が担当させていただくのは毎月第4水曜日。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。