風と植物

暑い日が続きますね。

この時期に注意したいのが室内の植物。観葉植物も盆栽も切り花もエアプランツでも、室内で育てる植物にはご注意いただきたい「風」の話しです。

それは植物に当たる機械的な「風」のこと。

冷房・暖房関わらず「エアコンの風は植物に悪影響を及ぼしやすい」というのはよく聞かれると思いますが、エアコンの風が冷たいとか熱いとか乾燥しているから植物によくないという理由だけではありません。扇風機の風も同じく要注意、人工的な風が植物に直撃、しかも当たりっぱなしというのが良くありません。

人が「涼しいな」と思える強さの風を植物に一定時間当てると植物は結構な勢いで水分を体外に出していきます。これは洗濯物に風を当てると乾きやすくなる原理と同じこと。

葉や茎、花にある気孔やその他の組織から水分がグングン蒸散して乾燥状態となり、あわてた植物は根から水分を吸収しようとしますが、そういうときに限って植木鉢は乾燥しがち・・・。脱水症状ですね。

更に、植物から水分が蒸散するという事は人の発汗作用と同じように植物の体温もグングンと下がっていき、風邪をひいてしまいます。

これら踏んだり蹴ったりな夏バテが植物を傷めたり枯らしてしまう大きな原因となります。植物を移動したり、間に衝立を置くなどしてエアコンや扇風機の直撃を避けてあげましょう。

さて以下の写真、風の話とは関係ありませんが現在、店主オススメのトータス(陸ガメ)の肉厚マグカップ360円です。動物グッズがまた増えはじめております。

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