緑の葉

みどり展でも販売しています青々とした梢。

勘のいいモンクールの店主さんは「お酒、ジンの香りの原料」とすぐわかったようですが(私は知りませんでした)、この梢の正体はJuniperus(ジュニペルスorユニペルス)と言いましてヒノキ科ビャクシン属の樹木の葉、アメリカ産の梢にプリザーブドという特殊な加工をしており、花材として色合いや柔らかさを長く楽しめるものです。

どうやらジンの香り付けは「セイヨウネズ」の実(ジュニパーベリー)が原料のようで、製造元に学名の記載はなかったものの、おそらくこの梢は近縁の「アメリカハイネズ」、「アメリカハイビャクシン」という樹木。日本の「ミヤマビャクシン」や「カイヅカイブキ」に近い品種です。アメリカハイビャクシンという樹木は日本でも流通しており、コニファー好きな方にも人気の矮性種。やや青みがかった葉が特徴の「ウィルトニー」などの品種があります。

販売しているこのコズエ、一輪挿しや空き瓶などに入れて葉の瑞々しさを楽しんでいただきたいなと思っております。

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