レーキ(Rake)という道具

庭や畑で使われるレーキ(Rake)という道具が日本にもイギリスにもアメリカにもあります。

そのレーキには、主にローンレーキ(Lawn Reke)とソイルレーキ(Soil Rake)2種類があって、ローンレーキはいわゆる熊手ぼうきの形状をしていて、落ち葉を集めたり、刈った芝や雑草などの集草、サッチと言われる芝の根元に堆積した芝の枯葉などを搔き出すのに使います。ソイルレーキはグランド整備で使うトンボに似ていますが、横幅は約30㎝と狭く、一辺がクシ状になっていて、表土のゴミや小石を取り除いたリ、整地をしたり、種まきの際の浅い溝を作るときにも使われます。

ショベルやハサミ、ノコギリも含めて、シンプルなガーデンツールや農具には使用方法の説明書がなかったり、別に説明書を読まなくても誰でも使えると思われがちなのですが、実はどの道具にも勘だけでは知りえない正しい使い方があって、正しい使い方をすることで道具が長持ちしたり、無駄な体力を使わずに効率よくいい仕事ができます。業者の人でも道具の使い方や持ち方・置き方を見るだけで「まだ修行中なんだろうな、顔だけはベテランだけれども」と思ってしまうものです。

ちなみに一般的なレーキの正しい使い方は、地面に強く押し付けず長いストロークでスーッと引いて使います。詳しくは店主までお気軽にお声がけください。

ページTOPへ戻る ページTOPへ戻る