トイレ緑化
室内、北向きや窓もないトイレなどに鉢物を置く場合は切り花同様に植物が消耗品になる覚悟が必要です。
「日陰にも強い植物」は確かにありますが、その殆どは半日以上「字が読める程度の明るさ」が必要で、薄明るい光で植物は光合成します。
また、植栽用の照明もありますが電気をつけっぱなしにする訳にもいきませんしね。
そこで多く使われるのが造花(イミテーショングリーン)。
「造花はちょっと・・・」と毛嫌いされる方も多いですし、いくら最近の造花のグレードが高いとはいえ、所詮フェイクは置きたくないという気持ちもよくわかります。しかし、造花を本物らしく見せるのではなく造花を造花飾るらしく事でその印象はアート作品のように変わります。
オススメは造花を壁掛けにする方法。
室内で生の植物を壁掛けにする(壁面緑化)は荷重やメンテナンスの面からも非常に難しく、気軽ではありません。ですが造花の場合は軽くてメンテナンスいらず、そして「壁に貼り付いた植物の違和感」がいい方向に作用してくれます。
既にインテリアデザイナーは造花を多用しており、国内外の高級ショップやモデルルームなどの内装ディスプレイでも当たり前のように使われていて、一種モダンアートのようなイメージがします。
今後は個人宅のディスプレイや観葉植物、生け花・アレンジにしても場所を取らない壁掛けの植物が増えると個人的にも予想しています。(当店でもこれから壁掛けのディスプレイや壁面緑化などの教室を開催していく予定です。)
暗くて狭いトイレ、そこにフェイクだとしてもグリーンが壁にあるとトイレの印象がガラッと変わります。
当店では既成のフレームグリーンをはじめ、正規ルート有名無名作家の写真やシルクスクリーンアート、リトグラフを販売することにしました。価格も千円台からあり、お手頃なものもあります。
ほとんどが受注生産の為、カタログからお選びいただく事になりますがトイレだけでなくリビングや玄関用など、どうぞお気軽にご相談ください。