オリーブという木

子どもの頃から木材が好きで、そこら中の木を見ながら「この木でバットを作ったらボールは飛ぶかな」「この木で楽器を作ったらどんな音がするかな」という興味からはじまって樹木図鑑を手に入れ、木の名前や特徴を覚えだし、なんだかんだ植物に携わる仕事をしていたりと今に至っているんですが、いまだに木製品を見ると辺材~心材の色合いや木目、木肌からその樹木を特定し、果ては樹高や生育していた国、環境などを妄想するという癖があります。

その癖が影響しているのかいないのか、園芸とは関係のない木製雑貨類を色々と揃えています。

オリーブの木から削り出した小さなトレイ。もちろん枯れた木の再利用です。

オリーブの木は重くて硬く、加工が難しいのですが耐水・耐久性があり、ヨーロッパでは古くからまな板や家具、装飾品、床材などで使用されてきました。耐久性はモチロンなのですが、心材から辺材にかけた褐色のグラデーションやくっきりとした木目がとても美しく、高級木材を超えた芸術的価値さえ感じます。

写真のものは幅が約10㎝の手の平サイズ、1,512円。

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