ルビー色の花
土がいらない植物、エアプランツの花が咲きそうです。
「チランジア・フンキアナ」という南米原産パイナップル科の植物。
一見すると北海道でお馴染みの針葉樹「銀葉プンゲンストウヒ」の枝葉のようにも見えますが、フンキアナはこの個体だけで生育してる着生植物です。根もありますがその機能としては樹皮や岩場に体を固定する為でしかないようです。(水養分は主に茎葉から吸収しています)
そしてこの花。
真っ赤な花芽が日に日に大きくなりつつあります。この個体からは想像できなかった派手な花。
以前も書いたようにエアプランツは「空気中の水分だけで生きていけるので水やり不要」と間違った噂が出回りましたが実際には水やりが必要です。コツは水やりの後で乾燥させること。霧吹きしたりバケツに浸した後は軽く振ったり逆さにして水切りし、風に当ててあげます。
このフンキアナはエアプランツの中でも水気を好む種のようで、店では2日に1度霧吹きし、月に2回程、薄めに液肥を混ぜたバケツの水に数時間浸しています。
在庫したまま花が開いたらまたお知らせしますね。店主楽しみ~。