み、という道具

この大きなチリトリ、名前は「み(箕)」、もしくは「てみ(手箕)」といい、元々は脱穀用の農具です。

私の中では造園家・植木屋・石工が常備する「当たり前の道具」というイメージがあって、ホームセンターでも良く見かけるものの、一般的にはほとんど馴染みのない道具のようです。

造園工事などハードワークの現場で使うのは写真のような樹脂製がほとんど。

掃除道具としてはモチロン、土をすくって運搬・施肥・播種・ふるい・ちょっとした物入れ・バケツ代わり・突然の雨にはさりげない傘に...などなど汎用性が高い道具です。

また、欧米のガーデナーが来日した際にそっと購入して帰る園芸道具の一つでもあり、世界的に有名な某ガーデナーも愛用しているようです。彼らは前途のような使用法はもちろん、植替えトレイにしたり収穫カゴにしたりと、遠い国で更に用途が広がっている気がします。

大きさも色も仕様も様々、当店でも売っていますがホームセンターの園芸コーナーにもありますので、お庭やベランダガーデニング用にも手頃サイズの「み」を一つ持っておくことをオススメします。

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