ガーデンフォーク
土に対して使うガーデンフォークという道具があります。欧米ではDigging Fork(ディギングフォーク)やWeed Fork(ウィードフォーク)と呼び、固い土をほぐして肥料や空気を混ぜたり、除草にも使います。
しかし、ここ日本ではHay Fork(ヘイフォーク)やManure Fork(マニュアフォーク)といった堆肥の攪拌や干し草を持ち上げるためのフォークと混同されていたり、ガーデンフォークの使い方や勝手の良さがあまり知られていないんじゃないだろうかと思っています。日本にはクワ(備中クワ)や熊手という農具があるためか流通自体が少ないですし、まだまだガーデンフォークの「いいところ」に対する認知度が低くて、「なくても困らない」という位置にいるような気がしています。もちろんプロのガーデナーはとっくに気付いていますが、あればすごーく便利。
ガーデンフォークには携帯できるハンドフォークから足腰をぐっと入れて使うロングフォークなどがあります。粘土壌や石混じりの土にも耐えるようにしっかりと作られているものを選び、正しい使い方を知るとても便利。特にロングフォークは、固く締まった土の改良や施肥、石や根のような異物の掘り出し、土の中に空気を送り込むエアレーションにも威力を発揮します。
庭という環境とあなたのスタイルに適したガーデンフォークを是非見つけてみてください。