園芸ナイフ

園芸ナイフや収穫ナイフと呼ばれるナイフです。

フローリストナイフよりもきついカーブの刃が特徴で、茎や枝に食い付きやすい「鎌」のような印象。そして左右どちらでも使える両刃です。

フランスで鋳造されたステンレス鋼と真鍮の部品、紫檀のハンドルで作られていますが、高級ナイフのような「ためらい」を感じさせず、気兼ねなく庭で使えるガーデンツールです。

ハサミがあればナイフは不要という方も多いと思いますが、慣れるとても便利。ナイフはハサミと違って一方向から繊維を切る為、導管・師管といった通導組織が潰れにくいという特徴があるのと、何よりコンパクト。ハサミよりナイフ派という方もいらっしゃいます。

個人的には接ぎ木をしたり挿し穂を採取するために肥後守という日本の小刀を長年使っていましたが、そういう目的ではカーブ状の刃を持つ園芸ナイフの方が使い勝手いいですね。切り戻しや株分けの際にもいい仕事をしてくれます。

ですがもちろん刃物は危険ですので、正しい使い方を知っておく必要があります。

両手にグローブを着け、刃は自分向き、力任せや振り払うような使い方はせず、添える指やナイフを持たない側の手の動きにも注意が必要です。店内では切り花や園芸用ナイフの使用方法をお知らせしていますので、お気軽にお声掛けください。

そしてナイフだけに関わらず、ハサミもノコギリも銃刀法や軽犯罪法による規制があります。プロアマ問わず、業務目的や正当な理由がないのに刃物を携帯してはいけません。屋外使用はもちろん、保管にも充分な注意が必要です。詳しくは警視庁のサイトをご確認ください。

ハリネズミマークの園芸ナイフ 2,980

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