なまくらです

英国ジョセフ・ベントレー(Joseph Bentley)の除草ナイフ(Weeding Knife)です。

インターロッキングブロックなど、ペイビングの目地にコテ先を入れて雑草をガリガリと搔き出したり、花壇や塀などウォーリングの壁際にはえた雑草を取り除きます。

こういう形状の除草ナイフは世界中にありますが、ジョセフ・ベントレー製の場合は、L字になったコテの内側がナイフ状になっていて、鎌のような刈り取りにも使えます。また、右利き左利きどちらでも使えますが、左利きの人には特におすすめ。

ナイフとは呼ばれるものの、刃物としてみると鋼材の焼入れが甘い「なまくら」といわれるもので、鎌やハサミのように研いで切れ味を追求することはできないと思います。しかしこの道具は、包丁やハサミと違って石材のすき間や土の中でガリガリ削る道具であり、焼入れなどを施した刃物ではそんな過酷な使用に耐えられません。「なまくら」としてつくられていますが除草に求める切れ味としては充分。秋のザックリ切り戻しにも使えそう。ステンレス製でサビに強く、溶接やオーク材のグリップもしっかりとできています。

ガーデニングツールの中でも土や地際に関連する道具は、まずタフなものを選ぶのがコツだと思っています。本来の用途を越え、【刈ろうが切ろうが削って掘って叩こうが】想像力豊かなガーデナーのワガママに応えてくれて長く使える、そんな素晴らしい除草ナイフです。

3,240

JB Weeding Knife

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