庭で野宿を
念願の新しい書籍を販売開始しました。
人生をより低迷させる旅コミ誌
「野宿野郎」
この本、これまでの北限は函館だったようですが、ようやく札幌のここミニ大通まで北上してくださいました。
私が造園屋だった頃、「庭で野宿を」と提案していたことが度々あります。庭でテントの具合を試すのではなく、そっと野宿。この話は長くてクドくなりそうなのでまたいつか話すかもしれませんが、縁あって野宿野郎をこの店で販売させていただくことになりました。ありがとうございます。
野宿野郎というこの本、野宿のHow-to本ではありませんし、野宿が好きな人だけの本でもありません。さらに一部の筋から期待されそうな哲学や啓発関係の匂いもなければネガティブ臭や男性の醍醐味追求もありませんし、暮しのお役立ち情報やサバイバル熱すら見つからず、やたら感じるのは自由・痛快・シュール、そして真っ当で愉快な人々がゴロゴロと登場する本。
普段の読書にも最適、浮きも沈みもしなかった日の寝る前や旅先の乗り継ぎ待ちでチマチマ読むにもピッタリな良本です。
タイトルのイメージだけで私はずっと勘違いしていましたが、この本をつくられているのは一人の素敵な女性。作者がオジサンではなかったことに気付いてからグッと深みが増したように思います。
野宿野郎 野宿野郎編集部
1号から7号まで(5号6号絶版)
税込300円~500円
札幌以外でご興味を持たれた方、野宿中の方、どうせ野宿は一生しませんからという方(私もきっとしません)も是非公式HPをご覧ください。