ハンギングフック

ヨーロッパ都市部の住宅街を歩いて「ん」と気付くのが緑地の少なさ。

庶民が都会で庭付の家を持つなんて夢の中の夢。そこで人々は公園を大事にし、玄関前や窓辺に鉢植えを置きました。玄関を開けるとすぐに路地という家ではプランターを置くスペースもない為、植物を植えたバスケットを壁にぶら下げはじめたところから園芸にハンギングというジャンルが生まれたんだと思っています。

庭や植物に対する憧れの反動のようなものから生まれた人々と公園との関係、そしてプランターやハンギングで楽しむ園芸。その園芸の楽しみはヨーロッパ中に派生して大きな需要となり、様々なポットやバスケット、フックなどの関連グッズが作られて売られるようになりました。

そして下の写真はイギリスのアイアンフックです。

ありがちなパイプ状(内部空洞)のものではなく、しっかりとした「鋼鉄」製です。シンプルながらも重くて凛とした雰囲気があり、上下逆さにも使え、エクステリアじゃなくインテリアにも使えます。

iron (1) iron (3) iron(3)

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